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【第1章】〜希望の光〜










…。。。













んっ、んー。朝かぁ。
























ふと目を冷ますと僕は童○だった。21歳の人肌恋しい冬のことである。












僕は目を覚ます度に、いつか素敵な人が目の前に現れる。いつかは自分の事を理解してくれる可愛い子が現れる。そんな幻想を抱いていた。そして本当に信じていた。正確には、そうあって欲しいと藁よりも頼りない自分の意思にすがっていた。







あっという間に天使という称号が僕を出迎えに来ていた。(エン♫ジェル♫\(^o^)/)
※天使:20歳まで未経験の男性に与えられる称号




















このまま学生時代に一回も彼女ができないのだろうか、俺なんかが結婚できるのかな





















『僕と契約して魔法使いになってよ♫』













魔法使いに私はなりたくない!!!
※魔法使い:30歳まで未経験の男性に与えられる恐るべき称号。魔法が使えるくらいすごいことの例え。
























僕はモテ日々の現状をどうしようもないくらい変えたかった。でも変える術を知らなかったし、そのためにチャラい友人に学ぼうともしなかった。傷付きたくがないゆえに努力を怠っていた。見た目、トーク、どれをとってもイカしていなかった。













それでも非モテは辛い。本当に辛かった。その当時の僕は風俗やピンサロにも抵抗があり当然ながら未経験であった。(その抵抗とは、おっかないお兄さんたちにカモられる世界だと思っていたくらいにピュアだった。)







そりゃこんな人生を歩み続けてたら、ワイドショーを賑わしてしまうようなおかし人間が出てきても不思議じゃない。男にとって女性というのはそれほど大事な存在だと思う。
































そんな生き地獄を彷徨い続ける中、一本の糸がぼくの目の前に垂れてきたのである。
しかし、その糸は今にも切れそうなあの細い糸ではなかった。どこまで続いているかは分からないが、確かにその糸の先は光り輝いていた。恐る恐る近付いて見て僕は気付いてしまった。その糸は、何千、何万もの人々をすくい上げられるほど、どっしりとした十分な太さがあり、それでいてどこか温もりを感じられた。




















『僕のメルマガと契約して恋愛工学生になってよ♫』(藤沢所長本当にすみませんw)

















それから、、、




























月日が過ぎ僕にも彼女ができた。友達とノリでクラブに行ったり、ナンパみたいな事もしてみたりして、少ないなりに遅れた分の経験を取り戻そうとした。(もちろんよく地蔵していた。)



それでも圧倒的に経験が足りなかった。













僕は社会人になり、僅かな給料以外全て失っていた。また非モテになっていた。というより非モテを抜け出してなんかいなかった。少なく見積もっても1日平均12時間以上、6日出勤。泊まり込みになることもしばしばあった。家と職場の往復の日々。根拠のない意気込みだけのある擬似α就活生から、上司の命令に従順な完全にβに成り果てた僕は、ぼく愛のワタナベくん以上に、自分のいるこの世界が掃き溜めという言葉がぴったりと感じてしまう人間になっていた。



昔と違うのは、好きな服を好きな時に買えるくらいの僅かなお金と、ずっと読み続けていた“週刊金融日記”、そして“ナンパ師や恋愛工学生のTwitterアカウント”をフォローしていることだった。






























ハッとした。いったい何をしていたんだろう。僕は天から垂らされたその糸を自ら離すところだった。登ることを誰に邪魔をされたわけでもない。自分で登ることを諦めていた。それは無意識的だっかもしれないし、そうじゃなかったかもしれない。
















ただ少なくとも分かったことは、その糸を登っている人たちは、誰かを蹴落としたり、お互いに支え合う訳ではなく、





















『一緒に登って行こう!』




















そう声をかけ合う仲間たちだった。
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コメント

はじめてコメントします!

冒頭の「ふと目を冷ますと僕は童/ 貞だった」でフキましたwww
川端康成の『雪国』かとwww

壮大な小説の連載はじまりましたね^ ^更新楽しみにしてます。

Re: タイトルなし

えっちゅうさん

記念すべき第一章の、第一号コメントありがとうございます!!
コメントを頂けるとなんか本当にうれしくなりますね(^^)


地道にブログのセンスを磨いて、えっちゅうさんのように吹きどころ満載の小説目指して行きます!w

No title

はじめまして。
結城と申します。

ツイッターで見て、コメントしました。
様々な契約の誘いがあったんですね笑

これからの更新も楽しみにしてますね。

Re: No title

> 結城さん

はじめまして!!

記念すべき第一章にコメントありがとうございます!笑

僕は結局恋愛工学の誘惑に負けてしまいました( *´艸`)

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